美しい姿勢、疲れにくい身体は中心である骨盤のニュートラルから姿勢を作ります。肛門を下向きにします。骨盤が、前傾や後傾にならない様に左右の腰骨と恥骨の3点を結んだ三角形を地面に垂直になる様、角度を調整します。肛門と膣を締めると骨盤が整います。腰骨のカーブがあり過ぎると反り腰になります。骨盤が前に倒れる反り腰はへそより下の下腹を締め肛門を下向きにします。骨盤から繋がる背骨のカーブが調整されます。最も土台である足の裏、重心ポジションを確認します。親指付け根、小指付け根、かかと中央の3点でバランス良く支えます。5本の指はしっかり地面を捉えます。かかとに重心が乗り過ぎると指が浮きます。内股やガニ股にならない様に股関節、太もも、膝の向きを調整します。可動域の広い股関節と不安定な足関節がしっかり決まれば中間の膝のポジションは自然と決まります。膝のお皿は正面に向けます。痛みや不調があったり凝り固まった筋肉や使わなくて弱くなった筋肉がある体は筋肉バランス、骨格バランスが崩れています。正しい姿勢を作る事は出来ません。
身体を傷める事なく正しく立てる様になる為に筋肉の再教育が必要です。下から積み上がった骨のバランスにより上半身は自然と整って来ます。柔軟な筋肉はどんなに姿勢が崩れてもニュートラルに戻せます。galocherでは上半身は無理やり正しくして誤魔化す姿勢はNGと考えています。胸を開いたり、顎を引くように指導はしません。下半身が大変重要で下半身から整えていきますと自然と胸が開き、肩が下がり、顎を引いた美しい上半身へ変化していきます。